友達と一緒に撮った写真を確認したら、認めたくないけど自分だけ二重あごになっていて
「友達より断然私の顔のほうが大きい…」とショックを受けた経験はありませんか?
実は二重あごというのは、太っていなくてもできてしまうんです。
今回は、多くの女性を悩ませる二重あごに関してさまざまな情報をまとめました。
具体的には、二重あごができる原因と解消法をはじめ、効果的なマッサージのやり方、二重あごを少しでも目立たなくさせる方法、予防法についても触れています。
二重あごをなくしてシャープな小顔を手に入れたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
最初にお伝えしておきたいのが、マッサージだけで二重あごを解消するのは難しいということ。
その理由を今から説明します。
二重あごの原因は「脂肪」だと思われがちですが、それだけではありません。
実は骨格、皮下脂肪、皮膚のたるみ、むくみの4つが複合的に組み合わさって、二重あごが形成されているんです。
想像しやすいのが、生まれつき下顎の骨が小さく首側に引っ込んでいるケースです。
しばしば「アゴがない」と言われるような骨格の持ち主ですね。
そんな方が少し油断して太ってしまうと、顔まわりに余計な皮下脂肪が付いてしまい、すぐ二重あごになってしまうんです。
さらには筋肉の衰えによる皮膚のたるみ、老廃物や水分の蓄積によるむくみも二重あごの原因です。
骨格が原因の人の特徴
・下顎の骨格が小さい
・下顎の骨が首側に引っ込んでいる
皮下脂肪が原因の人の特徴
・以前より太った
・少しでも太ったら顔まわりから脂肪が付く
・普段顔の表情筋を動かす機会があまりない
皮膚のたるみが原因の人の特徴
・猫背になりやすい
・覗き込むようにしてスマホを操作するクセがある
・普段顔の表情筋を動かす機会があまりない
むくみが原因の人の特徴
・塩分を多く摂りがち
・体が冷えやすい
改めてお伝えすると、マッサージしたら必ず二重あごがなくなるわけではありません。効果には個人差があります。
なぜならマッサージで改善できるのは二重あごの4つの原因(骨格・皮下脂肪・たるみ・むくみ)のうち、たるみとむくみだけだからです。二重あごの原因が残念ながら骨格や皮下脂肪だった場合、マッサージだけで解決するのは難しいでしょう。
とはいえ、上記の原因が複合的に合わさって二重あごが形成されるケースがほとんどです。そのため、マッサージだけでも多少の効果は実感できるはずです。
リンパの流れを促進して老廃物や水分を体外に排出すればむくみが緩和されますし、二重あごの形成に深く関わる「広頚筋(こうけいきん)」を緩めて動作を良くすればたるみも引き上がります。
今回は2つのマッサージを紹介します。
1つ目が準備運動、2つ目が本番ともいえるマッサージですので、1つ目を終えて満足せず両方おこないましょう。
まずは本番前の準備運動です。このマッサージは、リンパ液の流れに沿って肌表面をさすり、顔に溜まった余分な老廃物や水分を流すのが目的です。本番のマッサージをする前に血行を良くして、筋肉が動きやすい状態をつくります。
むくみが主な原因で二重あごになっていた方は、このマッサージだけで二重あごが改善する可能性も十分にあります。
ただ、より大きな効果を得たいなら2-2.のマッサージも合わせておこないましょう。
手順】
①事前準備
マッサージを始める前に、フェイスライン・首・鎖骨(マッサージする部位)にオイルやクリームを塗布する
②あご下~耳~鎖骨上(10回)
・両手の親指の腹をあご下にかける。このとき少し圧力を加えて、骨のキワ部分にグッと押し込むよう意識する。
・力を入れたまま親指をグーッと顔の外側に向かって滑らせ、耳下まで流す。
・親指以外の4本指を耳裏に添えたら、首筋を通って鎖骨までスーッとやさしくさする。
・親指以外の4本指で鎖骨のすぐ上のくぼみを捉えたら、2秒かけて奥にグーッと押し込んでいく。
・ここまでを1セットとして10回繰り返す。
③鎖骨下(10回)
・親指以外の4本指を使い、鎖骨のすぐ下、骨のキワ部分に指を押し込み、内側から外側に向かってグーッと流していく。
※やや上に向かってなでるようにする
※自分のやりやすい指を使えばOK
【ポイント】
・リンパを意識する(老廃物が溜まりやすい骨のキワ部分をていねいにほぐす、体の内側から外側に向かって流していく)
・1日1回の頻度でおこなう
最初に簡単なリンパマッサージをしたら次は本番です。
二重あごの形成に関係する筋肉は「広頚筋(こうけいきん)」と「舌骨筋群(ぜっこつきんぐん)」です。これらの筋肉が衰えて筋力が弱まったり、凝り固まったりしてしまうと、あご周辺の脂肪や皮膚が重力に負けて、下にたるんでしまいます。
今回は二重あごの形成に関わる筋肉の片方、広頚筋のマッサージを紹介します。
首全体に上下に広がる広頚筋は、首の脂肪を支える役割をしています。衰え、縮んで硬くなってしまうと、首より上にある筋肉もつられて下がってきてしまい、結果的にたるみにつながるわけです。
このマッサージでは指で刺激してコリをほぐし、縮んだ広頚筋を伸ばすことによって、二重あごの原因となるたるみを改善します。
手順】
①親指の腹をあご下の骨のキワに当てる。
②3秒かけてグーッと中に押し込み、そっと力を抜く。これをフェイスラインに沿って、あご下から耳下までおこなう。
【ポイント】
・全然指が中に入らないのは広頚筋が凝っている証拠。もし痛い場合は無理せず力を弱める。
・回数の目安としてはあご全体を1周+硬くて凝っている箇所をさらにほぐす
・1日1回の頻度でおこなう
あご周辺をマッサージするときに気をつけてほしいのが、あまりにも強い力加減で皮膚をグイグイと引っ張らないことです。
顔(特に目や首周辺)の皮膚は体と比べて柔らかく弾力が弱いため、強い刺激を何度も何度も繰り返すと、皮膚のたるみ(シワ)につながってしまいます。
顔の皮膚がたるまないよう、目安としては「やや痛いけど気持ち良い」くらいの強さを上限としましょう。痛みに耐えられない、肌が真っ赤になるくらいの強さはくれぐれも避けてください。
1章で二重あごの原因は骨格・皮下脂肪・皮膚のたるみ・むくみの4つだとお伝えしました。
本章では、原因に合わせたマッサージ以外での解消方法を紹介します。
残念ながら、骨格を直すには美容整形しかありません。素人のセルフマッサージで無理やりあごの骨を動かして形を変えることなど不可能だからです。
ただ、美容整形となると手術費用が高額になるうえ、失敗のリスクも少なからずあるため、あくまで最終手段と考えるべきです。
まずはマッサージやダイエット、筋トレなどに取り組んでみましょう。それでも思うように二重あごが改善されず、自分の中でどうしても骨格を直したいという気持ちが出てきたとき、美容整形をするかどうか検討することをおすすめします。
皮下脂肪に関してはダイエットをするのが最も手っ取り早いです。
肥満が原因で、体だけでなくあご周辺にも皮下脂肪が蓄積している場合、減量して脂肪量を減らすほかありません。具体的なダイエット方法としては、鉄板ですが有酸素運動や食事制限が有効で、脂肪を燃焼しやすい体質に変えていくことが重要です。
美容外科で脂肪吸引をする方法もありますが、骨格を変えるのと同じく手術費用がかさみますし、失敗するリスクも存在するため、これも最終手段と考えておきましょう。
皮膚のたるみには、3通りのアプローチがあります。
ひとつは肌そのものの弾力を高めるためのスキンケア、皮膚を持ち上げるための筋トレ、美容鍼です。スキンケアに関しては、顔はもちろん、できれば首まわりまで化粧水や美容液、乳液を塗布しましょう。
肌がたるむ原因は乾燥や弾力不足のため、ヒアルロン酸・セラミドなどの保湿成分のほか、ビタミンC誘導体・レチノール・ペプチド・コラーゲンなど、肌にハリや弾力を与える成分が含まれた化粧品がおすすめです。
たるみを改善するには、あご周りの筋トレも有効です。筋力が強くなれば皮膚を支えて持ち上げられるようになります。
【手順】
①【準備運動】耳の体操(30秒)
両手で左右の耳を持って30秒間くるくると回す。
②舌を前歯の上に入れて左右に動かす(30秒×3セット)
舌を前歯の上に乗せたら、左右に動かす。
1セット終わったら10秒休憩。
※1秒間で1往復するくらいのスピードが目安
③張った筋肉をほぐす(30秒)
あご下の骨のキワに親指の腹を当てる(特に張っている場所を見つける)。そのまま30秒間ほど、グーッとやさしく親指で圧をかけて筋肉をほぐす。
【ポイント】
・張った筋肉を揉みほぐす際に痛みを感じる場合もあるので、やさしく押すことを意識する
また、美容鍼は、顔に髪の毛より細い鍼を打つことで美容や体質改善に期待のできる鍼灸の施術です。東洋医学の思想に基づいて、ツボを鍼で刺激して顔の筋肉の血行を促進し、肌を美しく整えていきます。
顔の美容法には、化粧品を使ったり、エステなどでマッサージや機器を用いた施術もありますが、美容鍼はそれらのアプローチでは届かない深い階層にあるリンパやツボを鍼によって直接刺激することで、凝った顔の表情筋を柔らかくします。
美容鍼の施術は、お肌にどのような効果があるのでしょうか?
皮膚の3つの構造(表皮・真皮・皮下組織)のなかでも、スキンケアに関してアプローチする表皮と真皮についてご紹介します。
①表皮
身体の保護作用があり、お肌に必要な潤いを保持してくれます。
加齢によってオーバーターン(お肌の新陳代謝)が遅くなったり、乱れが生じると
表皮に中に古い皮膚が溜まります。
ニキビ、しみ、クマ、ほいれい線などのお肌の悩みの多くは、このターンオーバーのサイクルの乱れが原因です。
②真皮
表皮の下にあり、クッションのようにお肌の弾力を保つ役割があります。
真皮には、お肌の弾力を保つために、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンという成分が存在しています。特にコラーゲンの減少は、たるみ、しわ、ほうれい線といったお肌の代表的な悩みに直結する成分です。
このようなお肌に対して、美容鍼が与える影響はご覧の通りです。
1、鍼を刺して真皮や皮下組織を刺激する
2、サイトカインという細胞から分泌されるタンパク質が活性化する
3、タンパク質やリンパが流れ出して、血流やリンパの流れが良くなる
4、コラーゲンやエラスチンの代謝が活性化される
5、細胞組織が新たに生まれ変わって、お肌に潤い・弾力・ハリが蘇る
百合丘mana整骨院でも美容鍼は大変人気です。是非一度お試しください。
あご周辺を含め、顔のむくみを改善したいなら食生活を見直しましょう。
一般的なむくみとは、体内に余分な老廃物や水分が溜まることを指します。長時間同じ姿勢でいることや、冷えなどが原因として挙げられます。ただ顔のむくみに関しては、同じ姿勢でいることや冷えよりも、食生活が関係しています。
例えば、塩分の摂りすぎや、ビタミンB1・ミネラル(カルシウム・カリウム・マグネシウム)・たんぱく質の不足、アルコールの過剰摂取などが、むくみにつながります。
こういった栄養バランスの偏りを直すことで、むくみがちな体質を少しずつ改善できます。
マッサージや筋トレなどの効果には個人差があるため、人によってはリフトアップ効果が出るまでひたすら耐え忍ぶ時期があるかもしれません。
そこで今日からでも実践可能な、二重あごを上手く隠して目立たなくさせる方法を2つ教えます。
一番おすすめなのはメイクで隠す方法です。道具さえあればすぐにでも実践できます。
ハイライトとシェーディングで陰影を付けて、ほかの部位に視線を集中させつつ、二重あごから意識を逸らします。
もうひとつは髪型であごをカバーする方法です。美容室に行って料金を払って細かくオーダーしないといけないぶん、メイクよりもハードルが高いといえます。
とはいえメイクと組み合わせることで、より二重あごを隠せるので、悩みが深い方にはおすすめです。
最後に、二重あごにならないために普段の生活で気をつけたいポイントを2つお伝えします。
スマートフォンを操作するときに下を向くことが多い、または仕事でパソコンを使用するときに首が前に出た姿勢を取っていると、二重あごになりやすいので避けましょう。
近年「スマホ首」と呼ばれているストレートネックや、パソコン使用時の前傾姿勢・猫背は、広頚筋を縮ませてしまいます。広頚筋が縮むとはつまり、筋力が弱って脂肪や皮膚を支えられなくなり、あごから首の皮膚が垂れ下がってしまうということです。
スマートフォンやパソコンをあまり使わない方でも、猫背や前傾姿勢を取りがちな方は気をつけましょう。
単純に、食事の際によく噛んで食べることも二重あごの予防になります。よく噛むことで舌周辺の筋肉が鍛えられ、あご周辺の脂肪や皮膚を支えられるようになるからです。
普段の食事で食べ物を噛む回数が少ない方は、意識してよく噛むように心がけましょう。
二重あごの4大原因と、それぞれの解決法は以下の通りです。<原因と解決法>
●骨格:美容整形
●皮下脂肪:ダイエット
●皮膚のたるみ:マッサージ、スキンケア、美容鍼、筋トレ
●むくみ:マッサージ、食生活の改善
●マッサージで二重あごを緩和したいなら、リンパを流したうえで「広頚筋(こうけいきん)」をほぐすのがポイントです。
血行を良くしてむくみを取り除き、広頚筋を伸ばしてあご周辺の筋肉・脂肪・皮膚が垂れ下がってこないように持ち上げれば、二重あごは多少改善されます。
もし今すぐに二重あごをどうにかしたいなら、メイクや髪型で上手くあご周りを隠すといいでしょう。
また、うつむいた姿勢や前傾姿勢でスマホ、パソコンを操作するのをやめ、食事の際によく噛むように心がけるだけでも二重あごを予防できます。
「周りの友人や恋人、家族から、あれ?やせた?と言われたい…」
そんな方は本記事で紹介したセルフケアをぜひ実践してみてくださいね。
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