末端冷え性の百合丘mana整骨院の清水です
手が冷たいとパソコンのタイピングが思うようにできなかったり、いつの間にか足に霜焼けができていたり……
これだから冬は嫌い……(暑い夏はもっと嫌いですが)
さらに冬になると「お風呂に浸かりたいけど、服を脱ぐのは寒いからイヤ」というジレンマに侵されます。
トイレや脱衣所が常時温かければいいのに……なんて日々考えるものです。
こんなことを書いていますが、ボヤキでは済まされない事故が冬は多発しているので注意しなければなりません。
それが「ヒートショック」と呼ばれる現象です。
「ショック」という字面からも良い印象はうけませんが、特に高齢者の方は要注意。
今回はヒートショックをテーマに、冬だからこそ気をつけなければならないことをお伝え出来たらなと思います。
◆「ヒートショック」とはなんぞや?
簡単に説明すると「室内の急激な温度差により、血圧が変動することで心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしてしまう現象」です。
例えばリビングでエアコンをつけている時の温度は25℃くらいですよね。しかしトイレや浴室の温度は1ケタ代の場合が少なくありません。
約15℃の急激な気温差は、体へ大きな負担としてのしかかります。
さらにその状態で42℃の湯船に浸かるのですから、体がついてこれないのも納得です。
健康な方からすれば気温差で倒れるなんていまいちピンとこないかもしれませんが、高齢者だけが気をつければいいというわけでもないんです。
件数としては高齢者の方が多いものの、健康な方でもお風呂やトイレで倒れてしまい発見が遅くなったことで亡くなる、もしくは後遺症が残る事例が少なくありません。
特に一人暮らしの方は要注意!!
心筋梗塞や脳梗塞にならないに越したことはないですが、なってしまった場合はどれだけ早く病院で処置をしたかがカギになります。
ぼくを含め、一人暮らしの方は室内で倒れていても誰も気づいてくれません……怖すぎる……
説明しているぼくも段々気分が重くなってきましたが、皆さんを怖がらせようとしているわけでは決してありません!
高齢者の方はもちろんのこと、若い方もしっかりと対策をしましょうということなんです。
◆ヒートショックになりやすい人は?
高齢の方がなりやすいことは記載しましたが、もっと詳しく箇条書きにて羅列しました。
〖持病関連〗
・血圧が高い方
・心臓または脳の病気を経験している方
・不整脈の方
〖行動〗
・飲酒または食事の直後に入浴する方
・熱いお風呂に入る方
持病がある方は特に注意が必要だということが分かります。言うまでもないかもしれませんが、病院や家族にいつでも連絡できるようにしておきましょう。
加えて、この時期は銭湯で救急車に運ばれる方がかなりの数いらっしゃいます。
スーパー銭湯や温泉ではお酒が提供される施設も数多くあり、飲酒後そのまま温泉に浸かってしまう方もおられるのではないでしょうか。
これはヒートショックのNG行為にピッタリ当てはまるため要注意です!
飲酒してからの入浴は避け、水分補給は必ず行いましょう。
◆ヒートショック対策
ヒートショック現象を含めて入浴中に亡くなる事故が年間約1万5000件にものぼり、対策の必要性がうかがえます。
これは個人が気をつけていかなければならない問題なので、正しい知識のもとしっかりと対策していきましょう!
1.温度差をなくしてしまえば問題ない
リビングの温度と脱衣所の温度の変化が少なければいいわけですから、脱衣所をストーブなどで温めてからお風呂に入るのがベストでしょう。
少しの電気代で命を守れるのですから安い物です!
また浴室内の対策として、入浴の30分くらい前から湯船の蓋を開けておくのもおススメです。
・トイレに行く際はもう一枚着こむ
・湯船の温度は高すぎないよう心掛ける
・お風呂やトイレに行くときはゆっくり立ち、軽いストレッチをする
などなど。自分で出来る対策を実践しましょう!
2.飲酒・食事直後の入浴はしない
お店でお酒を飲むと髪や体に臭いがついてしまうのですぐにお風呂に入りたくなりますよね。家で晩酌をしていてもすぐにお風呂へ入ってしまう方が少なくありません。
実はこの行動、メチャクチャ危険なんです!
入浴することで血流が良くなりアルコールが急に回ってしまいます。
脳が貧血状態になって倒れてしまったり、不整脈を起こしてしまうこともあります。酩酊状態に入浴すれば湯船の中で気を失ってしまうことだってあるんです。
飲酒後は最低でも2時間は明けて入浴するよう心掛けましょう。
また勘違いしやすいのが「お酒を飲んでいるから水分補給はいらない」と考えてしまうケースです。
アルコールには利尿作用があり、飲酒量以上の水分が体から排出されることになるため、お酒を飲んだ時こそ水分補給をかかさずに!!
3.血圧が高いときはお風呂に入らないという決断を!
高血圧の方は毎日血圧を測る必要があります。
「今日は血圧が高いな」と気づいた際はシャワーだけにとどめ、室内の温度差をなくす努力をしましょう。
4.倒れてしまった場合に見つけてもらう工夫
浴室の「呼び出しボタン」はワンタッチで家族を呼ぶことができますよね。
体調が悪化してしまうとボタンを押すことすらできなくなってしまうので、少しでも体調が悪いと感じたら「呼び出しボタン」を活用しましょう。
取り越し苦労になるくらいがちょうどいいんです。
また入浴する時間帯も気をつけなければなりません。家族が寝た後ではだれにも気づいてもらえないため、できるだけ家族が起きているうちに入浴を済ませましょう。
この点に関しては家族どうしがお互いに配慮する必要があります。
家族がなかなかお風呂やトイレから出てこないと感じたら声をかけるのも重要です。
◆おわりに
みなさんヒートショックについての知識は身についたでしょうか?
自分もよくあるのですが、ネットやテレビで得た知識ってなかなか実践できないものですよね。
しかし!!ヒートショック対策は比較的簡単に始めることができるので、面倒くさがらずに実践してくださいね!
1人でも多くの方が日常生活を健康に楽しく過ごされることを祈っています。
★整骨院は特に「冬」通うべき?!
このブログの締めくくりとして、冬こそ整骨院に通うべき理由を説明させてください。
年が明けて更に寒さが厳しくなりましたが、冬は体の不調を訴える方が多くなる季節でもあります。
寒さで体がかたまり柔軟性が低下しているため、急に重たい物を持ち上げればギックリ腰や四十肩・五十肩になってしまいます。
さらに寒いと肩を前に丸めて猫背になってしまうため、肩コリ・首コリの原因にもなってしまいます。
「ギックリ腰で会社に行けない…」
「肩コリがひどくてせっかくの休みが台無し…」
そんな思いをしないためにも定期的に整骨院で体のメンテナンスをしてあげる必要があるんです!!
毎日の運動は習慣化していない人にとって大変で憂鬱なものですが、週に1回のマッサージなら体をメンテナンスしながら、心地よい時間を過ごすことができます。
運動をしなくても大丈夫ということにはなりませんが、マッサージをしている人としていない人では日々のパフォーマンスにかなりの違いがあらわれるので、
体調を崩しやすい冬だからこそ整骨院へお越しください!!
●あなたに合ったメニューを提供いたします
百合丘mana整骨院はマッサージ、骨盤矯正、オイルマッサージ、鍼灸、美容鍼など! さまざまなメニューを取り揃えております。
また月曜~木曜日はお子様連れの方でもご利用いただけるので、育児中のお父さん・お母さんに大変ご好評いただいております。
特に産後は骨盤の歪みが顕著にあらわれるため、骨盤を正常な位置に戻してあげる必要があります。ぜひ百合丘mana整骨院の骨盤矯正を体験してみてください!
お値段やメニューの詳細は下の画像をご覧ください
電話またはネットにてご予約お待ちしております!
電話:044-328-9683
ネット:https://ssl.xaas.jp/x9880763/login/serviceAppoint/index?SITE_CODE=hp&fbclid=IwAR1O7847V-Dm6OMiV3Lxz2KJYZLtv5hubkQ5C_agoLZklfXDmIgEfI6zZ9Y